ブログ用

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2012年10月20日土曜日

秋田の偉人「白瀬矗(のぶ)中尉」

 日本人として初めて南極到達を目指したの偉大な探検家・白瀬矗(のぶ)中尉の記念館が秋田県にかほ市金浦にある。南極探検隊隊長として観測船「開南丸」が09年11月に出航してから約100年経過した。何事にも屈しない精神力とその偉業に敬意を表し当時を偲んでみるのも興味深い。

白瀬南極探検隊記念館
 「白瀬南極探検隊記念館は中央の円形の池に配置された円錐形の形態と、それをとり囲むように配置されたドーナツ形の形態によって構成されている。円錐形の形態は「氷山」を暗示するものであり、できるかぎり遠くからもランドマークとして見えるようにしたいと思った。純粋な幾何学上の形態は、「氷山」を表現するだけではなく、白瀬南極探検隊の厳しく、又崇高な偉業を示している。それをとり囲むドーナツ形の形態は、南極探検隊全員のチームワークを表現しているばかりではなく、太陽の回りを巡っているわれわれの住む地球、太陽系の宇宙をも暗示している。エントランス・ロビーには、時の変化を示す窓が設置してあり、そこから射し込んでくる光は、人々に時間の感覚を呼び起こさせるであろう。 建築家 黒川紀章」
 白瀬南極探検隊記念館ホームページ(http://hyper.city.nikaho.akita.jp/shirase/)より
開催中→「南極海を進んだ日本の探検船」
      -開南丸の航海と海洋生物調査の視点から-  
         2012年10月16日(火)~2013年2月24日(日)