ブログ用

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2012年12月7日金曜日

慎終如始

慎終如始 終わりを慎む始めの如し
事の終わりに臨んでも、最初のとおりに心を緩めない。物事は終わりごろに気分が緩みがちなのを戒めることば。「慎終う始」(終わりを始めに慎め9がもとのことば。最初から終わりを慮(おもんばか)り、終わりになっても始めを思う。「老子」に「―則無敗事」(―ければ即ち敗事無し)「敗事」は失敗。
   [「書経」太甲下]新選墨場必携中央公論社より引用