ブログ用

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2012年11月29日木曜日

秋田の「いぶりがっこ」は美味しい



 秋田の代表的な漬物といえば、「いぶりがっこ」。「~がっこ」とは、秋田の方言で「漬物」のことをいい、 語源は雅に香るものとされている。燻し小屋でサクラ、リンゴ、ミズナラの木を燃やしていぶり上げるので、「いぶり~」。独特の香ばしい木の香りがかもし出される。秋田は「漬け物王国」にふさわしく、白菜、大根、キュウリ、ナスやカブなど、実に様々な野菜を昔から漬け物にして食べてきた。食料品が不足する厳冬期に、なくてはならない保存食として重宝されていた。雪国秋田の知恵の産物である。
 一口、かむと燻製の香りが口の中いっぱいに広がり、ぱりぱりとした食感も楽しめる。ご飯やお茶はもちろん、日本酒やワインなどのつまみにもとても良く合う。チーズやキムチとのコラボも美味しい。 その地域によって独特の作り方があるので、風味に微妙な変化がある。