ブログ用

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2014年5月28日水曜日

鎌先温泉…温泉その20

 鎌先温泉の「にごり湯の宿 木村屋旅館」に東北自動車道を南下し、白石ICから国道4号線を走り10分ちょっとで着いた。旅館の玄関まで行く道は上り坂でやや狭い。旅館の人が親切に下の駐車場まで案内してくれた。
 こじんまりとしてきれいな温泉宿という印象を受けた。南蔵王不忘山麓の谷あいに湧く、谷間の閑静な温泉郷である。鎌先温泉の名称は、600年以上も前に、里人が鎌の先でさぐりあてた温泉ということに由来しているとのこと。泉質は、「ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」で鉄イオンを若干含んでおり、古くから「傷は鎌先」と呼ばれる「薬湯」の温泉で、神経痛や手術後の保養に効果があると言われている。
 温泉宿に来るといつも三回お風呂に入る。一回目は宿に着いたとき、二回目は就寝前、そして三回目は朝食前。お風呂に入っているときがゆっくりとでき、ストレスから開放される至福のときである。三度とも露天風呂「月見浴殿」に入った。熱くもなくちょうどいい湯加減だった。夕食も美味しくてお腹いっぱい、翌朝の食事も美味しくて満足した。落ち着ける雰囲気のある温泉宿だった。



「にごり湯の宿 木村屋旅館」